エコビレッジ活動

2022年、「生まれた場所や環境にとらわれず、だれもが安心して挑戦できるまちを創る」ため、タンザニアを起点とするエコビレッジ活動を開始しました。

そこから世界中へ拠点を広げ、お金の心配がいらない、物理的(衣食住)・心理的(人との繋がり)に整った、地球に優しいエコビレッジ創りの活動を行っています。

エコビレッジ一覧

エコビレッジとは

エコビレッジとは、住民同士の相互協力と環境に優しい生活スタイルを重視するコミュニティです。この持続可能な生活方式は、健康と幸福を追求する人々によって支持されており、現在、世界中で15,000以上の場所に存在していると言われています。

住民は、食料やその他の必需品をコミュニティや地域ネットワークを通じて確保し、これによって持続可能な町作りが進められています。エコビレッジは、食の安全性、エネルギー問題、環境問題、孤独、老後の生活や子育てに関する懸念を克服する場所としての役割も果たしています。

実際に、世界各地に多くのエコビレッジが設立されています。

エコビレッジの特徴

エコビレッジには、普通の街にはない以下の4つの特徴があります。

特徴①食べ物

エコビレッジでの食事は、自給自足をポリシーとしています。

食料はエコビレッジ内で管理する畑で育てた農作物を利用するほか、エネルギー交換を行うことで近隣の方々と協力します。

エネルギー交換とは

エネルギー交換とは、労働力を対価として物品を得ることです。農家や漁業を営む方の元へメンバーが訪れ、そのお仕事をお手伝いすることによって、得られた収穫物の一部をエコビレッジへ寄付していただいています。

特徴②ライフライン

エコビレッジ内のライフラインは、全て自然を利用した形で管理しています。

電気

太陽光発電・水力発電を利用します。エコビレッジ内に太陽光パネルを設置し、そこから得られた電力によって住居内の電気・電気自動車の電動力として活用しています。

ガス

ガスの代わりに薪を利用した焚き火を活用します。日々の食事や入浴・サウナなど、焚き火を活用することによって日常の様々なシーンで熱を利用することができます。

また、ここで使用する薪は古民家を解体や森林開拓をした際に得られた木材や、林業を営む方々からの寄付によって得られた木材を利用しています。

下水道

トイレから流れる下水道は、バクチャーを利用した濾過装置によって簡易的な下水処理によって処理した後、排水しています。下水処理はエコビレッジの立地に合わせて条件を整え、バクチャーを活用した施設や、バナナの木を使用した施設など様々な工夫を行っています。

インターネット

イーロンマスク氏の率いるスターリンクを利用しています。

特徴③住居

古民家を改装したり、大地の再生を行うことで住居空間を確保しています。

寝室となる居住空間・リビングの制作はもちろん、メンバーの会議スペースやレトロな作業場所など、木材やDIYパーツを使用してメンバーたちが想い想いにお気に入りの施設を制作しています。

建物は熱の気流を活かした木造建築によって建設されており、古くから伝わる建築技術を用いることで、より快適な生活空間を再現できています。

特徴④コミュニティ

エコビレッジは「生まれた場所や環境にとらわれず、だれもが安心して挑戦できるまち」をモットーにして、普段の生活では出会うことのない人と赴くままに会話を楽しむことができます。

何にも追われることのない豊かな自然空間の中で、ゆったりと自分の生き方を見つめ直すことができます。

エコビレッジに対する想い

私は愛知県安城市で育ちました。中学生のころ、自分の目の怪我や祖父がパーキンソン病を患ったことから、当初は医師を目指していました。しかし、時間が経つにつれて、私の出会いや経験を通じて、多くの人々のサポートができる人間になりたいと強く感じるようになりました。この思いは、病院だけでなく、町そのものをより良くする存在になりたいという方向へと変わっていったのです。

特に大学時代が私の考え方のターニングポイントでした。立命館大学で心理学を専攻しながら、高校でキャリア授業を行ったり、NPO法人の代表として多くの大学生のキャリアサポートを行いました。また、私は「理想の住む場所を探求する」というテーマで、大学1年生のときに始めたタイの旅から始まり、今では9カ国もの国を訪れました。

これらの経験を通して、日本の学生たちの将来に対する不安や、海外の子供たちの生活の現実を直接知ることができました。それに触れたことで、私はこれらの課題を解決したいと心から思うようになりました。

この課題をどのように解決すれば良いか考えた結果、私が思いついた答えの一つは、「生まれ育った背景や環境に囚われず、誰もが自由に挑戦できる町を築くこと」でした。

初めて手がけたタンザニアのエコビレッジづくりを発端に、「生まれた場所や環境にとらわれず、だれもが安心して挑戦できるまち」を日本も含めた世界中に広げていく事を目指しています!

エコビレッジ活動の報告

Pokkurが経験したエコビレッジ活動に関する報告をお届けします。

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